データ
ミャンマー・チン州チンヒル産のGrandis Moriyai。
我が家では今回♂85×♀47, ♂85×♀49の2系統をブリードしております。
前者は 管理番号を24-A01、後者は 24-B01として管理。
今回は24-A01の第1産卵セットの割り出し結果です。
国産オオクワガタと違い♀がなかなか産卵行動をとってくれないとされるグランディス。
今年が初めてのブリードとなりますので、当然割り出しも初でございます。
諸ブリーダー様方のブログを拝見すると1度の産卵セットで10匹前後がアベレージぐらいかと思いますので、
2桁目指せれば大健闘でしょう。
Grandis Moriyai 24-A01(ミャンマー・チン州チンヒル)
7/8にペアリング開始した♂85×♀47。
交尾のシーンは目撃はしておりませんが、同居日数は充分と判断し、7/17に産卵セット投入しました。
今回使用した材は、西日本こんちゅう社のハイパーニクウスバ材L(set)と同社のハイパーカワラ材M。
ホンドヒラタの初齢幼虫の管理に使用していた使用済みのモンスターマットに各材を1本ずつ投入していました。
飼育環境は室温22〜23℃。
同居の段階から♀はしっかりとゼリーを食してくれていたので、産卵セットには控えめの3個セット体制です。
ゼリーの交換を兼ねて様子を見たのが7/22。
その時に埋め戻しを発見し、卵も確認済みですので、少し気持ちも穏やかに割り出ししていきます。
産卵セットは1ヶ月ぐらい保とうと思っていましたが、8/2に割り出し決行。
国産オオクワガタに比べると几帳面な産卵で産卵痕も深く埋め戻しも丁寧です。
産卵痕の間隔は近距離に連発というわけでなく、適度な距離感をとりつつ産卵しているような感じでした。
まるで孵化後の幼虫の生育まで考慮しながら産卵しているかのようです。
産卵している場所を分かりやすく示してくれているので、割り出しも順調に進みます。
孵化間際のしっかり膨らんだ卵が。
こちらも状態は良さそうです。
割り出し自体はものの30分ほどで終わりました!
結果
結果は、、、卵10個。
個人的には満足です。
取り出した卵は以前国産オオクワガタの幼虫に使用していた使用済みのモンスターマットに保管します。
ちなみにマットはある程度プレスして固めた状態で幅深さともに5mmほどの穴を開け、埋め戻しの木材を敷いたのち卵を投入しています。
みんな無事に孵化してよ!!!
“グランディスオオクワガタ(Grandis Moriyai 24-A01) 割り出し” への1件のフィードバック