2025年に向けて種親補強
①hxbwh999氏の23YG-F4-13。
♀ 51.0mm(強制早期羽化)
1発目は念願のhxbwh999氏からの補強です。
最終体重が20.1gで強制早期羽化の個体です。
同腹の羽化サイズは今のところ存じ上げませんが、43.3gがいるなど可能性を秘めたラインとなっています。
そして2024年度のhxbwh999氏のブリードラインにも同腹の♀(早期羽化)が組み込まれていることからも期待しかありません。
強制早期ということで体長こそ51.0mmですが、ポテンシャルは間違いかと思います。
現状何事もなければ来季のブリードのメインラインに据えて頑張ってもらう予定です。
②絶煩Tajinyo氏のYG23-C4-11。
♀ 53.0mm
最終体重が16.5gの個体です。
一見するとあまり特筆性のない数字にも見えますがTajinyo氏の2023年度C4ラインは2本目交換時の♂体重平均が32.75gとZS菌糸の2本目交換時としてはしっかり体重の乗った系統です。
実はこの子はうちの24-A01ラインおよびB01ラインの子と掛け合わせると絶煩ともぞう氏の19K+1が4×3で入るという”奇跡の血量”を実現することができます。
ただ厳密には19K+1の兄弟同士が4×3の血縁関係に当たること、そして現状は♀のみ何頭か早期羽化を仕込もうと思っておりますので実現の可能性は極めて低いです。笑
③ジューダス氏のYG2301-2。
♂ 85.6mm。
父はhxbwh999氏の21NS-A3-33。自身の91.3mmを筆頭に同腹に91.1mm、91.0mm、90.4mm、90.0mmなど90mmOVERが5頭と驚異的な成績を残す系統です。
母はDANKEchan氏の2102-42。同腹には89.1mm、88.5mmなどを同氏のブリードラインの中核を担う系統です。
そんな夢のような配合の個体からガッチリ体型の♂の補強とあって物凄く興奮しております。
そして同背景の
④ジューダス氏のYG2301-3。
♀ 54.2mm。
顎シャキ型の細身な個体です。
S8カンタケを食べて最終体重が17.0gからの個体ですが、1本目交換時が13.6gと少し食の弱い部分があったようでその辺りで体長を伸ばしきれなかったかもしれません。
ただポテンシャルは前述のとおりで組み合わせや菌糸次第で超大型が望めると思っております。
⑤ジューダス氏のYG2303-6。
♂ 86.8mm。
父はhxbwh999氏の21NS- F2-01。言うまでもなくレコードブリーダー様の飼育個体で、この90.5mmを筆頭に同腹に89.1mm、88.4mmを数えます。
母は同じくhxbwh999氏の21NS-A3-02。そして先ほどもご紹介したhxbwh999氏の21NS-A3ラインが再登場です。同腹には91.3mm、91.1mm、91.0mm、90.4mm、90.0mmなど驚異的な成績を残す系統です。
個人的にはM’s氏の流れを汲む系統が大型化のキーポイントだと思っているので、父母系統にM’s氏の血統が入るこの個体は2025年度のブリードの軸に据えようと思っています。
顎の長さも驚異的です。この形状が引き継がれ、数打てば確実に大型が狙えると思っています。
先ほどの♂86.8mmと同じ血統背景から♀は2頭補強させていただきました。
まずは
⑥ジューダス氏のYG2303-11。
♀ 54.3mm。
最終体重が18.5gからの子で、少しガッシリ系の子です。
ある程度ガッシリしている子は勝手に安産型だと思ってますので、「うわぁ、抱えきれへんて、、」ってぐらいの爆産を祈願したいと思います。
そして最後が
⑦ジューダス氏のYG2303-9。
♀ 52.0mm。
こちらは最終体重が15.9g。1本目交換時が15.5gでしたので、あまり上積みなく羽化した子になります。
問題はこういう♀をどう考えるかという点ですが、個人的には1本目のボトルである程度身体が出来上がってしまった=早熟型と捉えてその傾向が出そうな次世代は食べやすい菌糸(オオヒラタケ)で管理しようと思います。
私の考えが合っていれば、早い時期から体重の乗るラインとなるはずです。
2024年度のブリードは重要な交換シーズンの真っ只中ですが、来年のブリードも楽しみになりますね。
現状はライン数を増やしたいと思っているので、今後の補強計画を立てるとともにブリードラインの確定まで熟考したと思います。