飼育部屋の掃除、模様替えを兼ねて幼虫管理棚を見ていると蛹室らしき空間が形成された容器を発見。
もしやと思って確認すると小窓から動く黒い影を確認できました。
蛹化どころかしっかり羽化していたので、早速掘り出すことに。
羽化したのはこのラインからです。
YG24-SP01(♂ 91.6mm×♀ 51.0mm)ライン
今シーズンは自己ブリードラインが爆産につき幼虫補強はほぼしておらず、唯一の補強ライン。
ヒロインターナショナル氏から譲っていただいたYG24-SP01(♂ 91.6mm×♀ 51.0mm)ラインです。
♂は同腹最大個体かつ兄弟に89.0mmや88.0mmを持つヒロインターナショナル氏の22-20(HA)-55。ご存じ2022年のNLB優勝個体です。
♀は同腹に90.0mmが2頭、その他89,0mmなど全♂が88mmOVERで羽化した絶煩ともぞう氏の22年E2-3。驚異的すぎてポテンシャルは計り知れません。
菌糸瓶交換時
YG24-SP01ラインは2024/05/06に800ccのG-ZERO菌糸ボトルに投入して2024/07/30に2本目に移行させました。
詳しくは前回のBLOGで。
今回の主役はそのラインの3番の子です。
< YG24-SP01-03 >
上の3枚は菌糸瓶の交換時の写真ですが、すでに脂肪を蓄えて黄色味を帯びていました。
容器の外観から推測するに、ほぼ食べることなく蛹化したであろう個体です。
とりあえず無事に羽化してくれることだけが願いですが、どうでしょうか。
蛹室の在処がわかっていると掘り出しも楽ですね。
すぐに蛹室に辿り着きました。
掘り進めると。。。
おー!!
綺麗に羽化してる!
少しボケていますが、顎シャキ個体で、完品のようです。
体色もしっかり黒くなっていますので、容器交換直後に蛹化したに違いないでしょう。羽化後2週間といったところでしょうか。
さあ、それではサイズを測っていきましょう。
(ゼロあわせしている写真がこれしか無かった。。。)
結果は、厳しめに測って50.2mm。
幼虫期間5ヶ月弱なのに、このサイズはさすが大型血統ですね。
来シーズンのブリードにもしっかり間に合いそうなので嬉しいサプライズです。