25年 能勢YG Aライン種確認(YG25-A01)



【ラインA】


 

種親♂88.0mm (46gama氏の23-YG-02-22)

46gama氏から譲っていただきました我が家最大個体。

一目見た瞬間から大顎の形状に惚れ込んで、補強しました。

もちろん血統背景も物凄く豪華でM’s氏のレコード個体92.7mmを母父に持ちます。

スラっとした大顎の形状を引き継げるような配合を目指しました。

 


YG25-A01


 

♂88.0mm×♀60.0mm(絶煩ともぞう氏 23YGD1-24)

この配合は種♂の形状と種♀の体重の乗りやすさの良いとこ取りを狙った組み合わせです。

種♂は還元率が良い個体だったため、その体質を維持しながら種♀由来の蓄えやすい体質が備われば1代でとんでもない個体が出てきてもおかしくありません。

まあ、そんなに簡単に思い通りにいかないのがブリードの面白いところですが、我が家の組み合わせの中で最も期待値が高いと言って良いでしょう。

産卵が難関とされる超大型の♀ですが、なんとしても採卵したいところです。

 


割出し


 

不安な夜を過ごしていましたが、ようやく報告が出来ます。

と大袈裟に言いましたが、実はこの産卵セットは2回目。1回目は1週間の超短期間ですが、材を1本入れて様子を見ていたものになります。

その1回目の段階で卵は12個確保出来ており、何頭かは無事に孵化しておりましたが、本番の産卵セット(ニクウスバ材2本投入)は2回目からのつもりでしたので、両方まとめて記します。

この25YG-A01ラインは今季のブリードの中でも最も期待を持って組んでいる組み合わせですので、幼虫は取れるだけ取りたいところ。

超大型の♀は産卵が難しいとされており、僕自身60mmの♀を使ったことがなかったので、無事に産んでくれるのか非常に不安でした。

そして例年よりもブリードラインを格段に増やしている関係で、始動させる時期が早いというのも懸念点。

実際、ブリードルームは21〜23℃あたりを推移する温度帯でしたので、オオクワガタが活性化してくれるのかも半信半疑でした。

1回目は暖房直下のラック上部に産卵セットを設置。

ここには温度計は置いてませんが、ケースを開けると暖かい空気が出てくるぐらいだったので、おそらくケースの中は室温+3℃ぐらいはあったのではないかと思います。

結果は先ほどの通り、卵12個。この12個はまとめてクリアスライダーで管理しています。使用しているマットは栄養フレーク。この文章を作成している段階で、すでに数頭孵化してくれていますが、初齢後期ぐらいまではこのまま管理してプリンカップに移行させる算段です。

それでは2回目の産卵セットを割出していきます。

 

 

 

この2回目はニクウスバ材2LとM(大きめ)を使用して3月13日から3月23日まで10日間設置していました。

いや、めっちゃ短いやん!と思われるかもしれませんが、実はこれには僕なりの理由があります。

オオクワガタをブリードするにおいて、割出しのタイミングは各ブリーダーの考え方でだいぶ異なるかと思います。

卵回収派、初齢割出し派もしくは2齢割出し派など。

卵の孵化率で考えると初齢割出しを目指した産卵セット1カ月放置が無難かもしれませんが、個人的には幼虫割出しは出来るだけ避けたい。

割出しには十分すぎるほど注意していますが、どうしても初齢の段階で割出すと幼虫を潰してしまうリスクが拭えないのです。

その点、卵回収であればメスの埋め戻しを用心しながら探していけば確保できます。

そして早い段階から管理も出来るので、菌糸の調達やその後のブリード計画をスムーズに調整できます。

そして、この2回目からは産卵セットの管理方法(環境)を変更しています。

昨年も実績のあったホットカーペットを使用した方法です。

リビング用のホットカーペットの上にスノコを敷き、飼育容器を置いた後、布を被せます。

設定温度は弱でスノコ上の温度は28℃前後なので、容器内は30℃を超えるくらいでしょうか。

一般的にはオオクワガタの飼育ではお勧めされない温度帯だと思いますが、我が家では産卵成績は抜群。

短期間に一気に産んでくれます。しかもこの温度帯なら孵化までの日数も短く2週間ほどで幼虫が取れます。

そんなわけで10日間での割出しなのです。

これ以上引っ張ると初齢になっちゃうので。笑

 

さあ、結果は

 

しっかり有精卵を産んでくれてます。

 

 

この♀からは双子卵も結構産まれてるんです。

いいのか悪いのかはわかりませんが。。。

 

 

 

結果は卵28個、幼虫5頭。

ええ、やってしまいましたよ。ド初齢の幼虫の出現に驚いて写真を撮っておりません。一応、マットの四列目が幼虫の投入箇所です。まさか10日で孵化するとは。。

そして養生後の写真も撮っておらず、さっき撮ったら孵化している子たちもチラホラ。

まあ、作業に集中するあまり写真を撮り忘れるのはブリードあるあるなのでやむなしですね。

とりあえず、結果としては1回目、2回目合わせて45頭(全て孵化すれば)。

出来過ぎも出来過ぎの結果です。

この調子でメスちゃんにはもう少し頑張ってもらいます!!