
少し苦戦傾向だった超大型血統のスマトラオオヒラタ。
とはいえ、3回の産卵セットで卵は20個ほど確保できていました。(多忙な時期と重なり、写真をほとんど撮ってませんでした。)
そんな少数精鋭達はマットで養生させてのち、菌糸カップに投入。
1カ月弱で2齢中期ぐらいまで成長してくれていたので、今回は彼らを菌糸瓶に投入していきます。
この子達は実は2回目の割出し組。
1回目の割出しでは幼虫を6頭確保できており、そちらはすでに菌糸瓶1500ccに移してます。
まずは血統背景をおさらいしましょう。
♂ 105.0mm(2024年7月19日羽化)
(頭幅:37.6mm 胸幅:39.7mm)
種♂ 108.2mm(OAGARI-108.2)
種♀ 52.6mm(Takumi107.4/ever-107.9/ultimate98)←108.3mm同腹
♀ 55.0mm(2024年8月羽化)
種♂ 108.2mm(OAGARI-108.2)
種♀ 55.0mm(OAGARI-108.2/ever-GX)
おあがり氏に譲っていただいた108.2の直仔ペアで見るからに大型個体の作出が期待できる組み合わせ。
父父にはTakumi107.4系の105mmがおり、その個体を彷彿させる顎形の良い♂。
♀はevernothing氏のオリジナルライン『ever-GX』と、おあがり氏の108.2を絡めたラインです。
今回の第2組は3月10日にDDAさんのZERO-ONEプリンカップに投入し、4月2日に同じくDDAさんのG-ZERO800ccに移しました。
おそらくオオヒラタは1本目から1400ccぐらいの容量の容器で飼育するのが無難かと思いますが、今回はストックの都合上、大量に仕込んでしまった800ccを食してもらうこととします。
さて、そんなわけで偶然にも第1組とは比較する形になってしまいましたが、菌糸の特性上はおそらくこちらの方が成長が早いはずです。
飼育方針としては800cc(3ヶ月弱)→3200ccの流れで行こうと思います。
つまり6月頃には3200を仕込まないといけないのか。。。やばい、タランドゥスの菌糸交換と被りそう笑
まあ、そんな飼育者の一抹の不安は置いておいて、プリンカップに投入していた幼虫達はみんな元気です。
しかもこのラインの幼虫は孵化当初から頭幅の大きさが段違い。
しかもどの子も健康的なんですよね、超良血だけあって非常に期待の持てるラインです。
写真の個体順に管理番号を振っているので、一応全頭の写真を。
OAGARI-108.2 LINE 25-7
OAGARI-108.2 LINE 25-8
OAGARI-108.2 LINE 25-9
OAGARI-108.2 LINE 25-10
OAGARI-108.2 LINE 25-11
OAGARI-108.2 LINE 25-12
OAGARI-108.2 LINE 25-13
1本目投入のタイミングとしてもちょうど良い頃なので、早くも次回の交換が楽しみです。
ちなみに投入後の写真は撮り忘れました。
(菌糸棚から取り出すのが面倒なのでもう撮りません。笑)
管理温度は23℃ぐらいで、3齢に安定してから20℃前後にしようかと。