
先日、WDのアトラスオオカブトを購入した段階で完全にタガが外れてしまいました。笑
クワガタを600匹以上も飼育しているのなら1種や2種増えたぐらい誤差の範疇!と言い聞かせて増種に次ぐ増種、、、。
しかも砦だった”クワガタ縛り”すらも崩れてしまっているので、心のダムは脆くなる一方です。笑
とはいえ、何でもかんでも増種しているわけではなくいずれは飼育しようと思っていた種を今季まとめて増やしているに過ぎません。
結局、揃えるなら早い方がええやんという思想。
どうせサムネイルにも載ってるので、これ以上引っ張らずに紹介していきましょう。
増種スパイラルと銘打ったシリーズ第1弾は世界で最も名の知れた昆虫『ヘラクレスオオカブト』。
まず原名亜種であるDynastes hercules hercules、俗に言うヘラクレスヘラクレスを入手。
初っ端にしてはなかなかのサイズで、感動してます。
それでは見ていきましょう!
♂154mm
種親♂ 血統:T117-FFOAKSvol.3イン
種親♀ 血統 : OF136FOX-FF.FOX
♀73mm(インライン)
種親♂ 血統:零IBU5U4-UFO.OAKS
種親♀ 血統:零IBU5U4-UFO.OAKS
ヘラクレスの血統ってめっちゃいっぱいある(ような気がする)ので、よく分からないのですが、とりあえずこの組み合わせでブリードしてみようと思います。
アウトブリードにはなるはずなのでうまく噛み合えば(うまく飼育できれば)そこそこなサイズが出てくれるはずです。
ヘラクレスヘラクレス
ヘラクレスヘラクレス
Dynastes hercules hercules
ヘラクレスヘラクレスはフランス領グアドループ諸島に生息するヘラクレスオオカブトの原名亜種です。
現地でも標高の高い地域があるバス・テール島にのみ分布とされているようです。
中でも標高300 m前後の場所に多く分布しているとのこと。
フランスといっても、ヨーロッパとはかけ離れたカリブ海の島嶼群です。
ブリードをするうえで最重要とも言えるのが温度管理な訳ですが、ヘラクレスの住むグアドループの年間気温はほぼ一定で20°Cから 31°Cの範囲を推移するようです。
18℃以下もしくは32℃を超えることは滅多にないとのこと。
めちゃくちゃ住みやすい環境じゃないですか!笑
あくまでこれはグアドループ島の平地(平均標高37m)の話なので、多く分布するとされている標高300mの地点ではおよそ2℃ほど低いことが予想されます。
つまり飼育適性温度帯は18℃〜29℃あたりでしょうか。
現状、私のブリードルームは年間19〜26℃の範囲で管理しているので、通年のブリードが可能と言えそうです。