アンタエウスオオクワガタといえば言わずと知れた外国クワガタの花形です。とりわけ熱烈な愛好家たちによって産地毎の特色を引き出した個体群が目を惹きます。
個人的にはマレーアンタエウスの”水掻き”内歯が最も好きなのですが、図鑑で見ていた種を実際に手に取って眺めてしまうとダメです。他の産地にも興味が出てしまって気が付けば増種しちゃってました。
まあ、一度きりの人生ですからね。
というわけで、増種したのはタイトルにもあるようにインドアンタエウスのウエストベンガル州タイガーヒル産の幼虫。
今回もフォルスターキヨタミでもお世話になったkzustorn氏から譲っていただきました。
どうやら想定外の爆産だったようで、12頭も。
インド・ウエストベンガル州タイガーヒル
インド東部に位置し、西ベンガル州の都市ダージリン郊外にある丘の名称。
標高は2590mでヒマラヤ山脈を一望できる展望台などが有名だそうです。
標高約2100mのダージリンですら夏季でも平均最高気温が25℃前後、冬季に関しては平均最低気温が2℃ほどと寒冷な気候なので、それよりも気持ち低めといったところでしょうか。
ワインセラーの導入が現実味を帯びてきます。。。笑
種親
♂は90.5mm, ♀50.2mmとのことですので、大型も期待できる血統です。
最大の懸念点は我が家の温度管理ですね。
国産オオクワメインなので産卵シーズンがどうしても、、、
ブリード録
先日仕込んだMT160をメインにブリードしようと思っているのですが、まだ熟成期間が足りないようなのでとりあえずのプリンカップ管理。
今回使用するのは久しぶりの既製品、DDAさんのZERO-ONE。
一度使ってみたかった菌糸です。
投入穴を開けた感じは根食い系のクワガタと相性が良さそうな印象を受けたので、うまくマッチングしてくれそうです。
幼虫達の体調チェックを兼ねて投入していきます。
初齢と2齢初期で元気な個体ばかり。
親越えは難易度が高いですが、ひとまず無事に成長していただきたいものです。